はじめに

転職活動で書類選考が通過したあと、次に待ち受けるのが面接です。
転職での面接がはじめての場合、
「面接のやり方がわからない」
「面接のポイントを知りたい」
このように面接対策で悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、面接対策について、以下の点を解説いたします。
・面接の基本的な流れ
・面接対策のポイント
面接の流れとポイントをつかんで、事前に準備していきましょう。

面接の基本的な流れ

実は、転職の面接には一般的な流れが存在しています。
この流れを知っているか、知らないかで本番の安心感はまったく異なります。
面接の当日の流れは、おもに以下の通りです。
・自己紹介
・職務経歴
・転職理由
・志望理由
・逆質問
それぞれ解説いたします。

自己紹介
入室後、挨拶を交わしたあと、「自己紹介をお願いします」と促されます。
1分くらいで簡潔に自己紹介します。
名前、面接へのお礼、現在の会社と職務概要、意気込み、などを簡潔に伝えられるようにまとめておきましょう。

職務経歴
書類選考の際、面接官は職務経歴書に目を通しておりますので、それを見ながら話を進めてきます。
今の会社やこれまでの会社で、どのような仕事をしてきたかを整理しておきましょう。
募集職種や求める人物像に沿った業務経験や実績を伝えられると効果的です。

転職理由
転職理由は、企業側が最も知りたいことのひとつでもあります。
自分のなかで「転職しようと考えたきっかけ」や「転職でかなえたいこと」を明確にしておきましょう。
くれぐれも、今の会社に対する愚痴をいうことは厳禁です。

志望理由
志望理由は、入社意欲をはかるうえで企業がもっとも知りたことです。
「なぜうちの会社なのか?」
その会社ならではの理由や魅力を伝えられるようにリサーチいたしましょう。
自分のこれまでの経験やスキルが求める人物とマッチしていることを示せるとなおよいです。

逆質問
最後に、「何か質問はありますか?」と聞かれます。
「特にありません」と答えるのは、企業への関心や入社意欲が低いと捉えられてしまいますので、必ず用意してください。
入社後の働き方や職場環境など、仕事内容に関する質問を準備しておくのがよいです。
面接中に思ったことや疑問点などがあれば、あわせて確認しましょう。

面接対策のポイント

面接の流れがお分かりいただけたかと思います。
ここでは、面接対策のポイントを2つ紹介いたします。

流れに沿ってシミュレーションする
まずは、面接の流れを覚えましょう。
そして、質問に答えられるように、流れに沿って実際に声に出しながら練習します。
流れに沿って練習することにより、質問に答えられず頭が真っ白になる事態を防ぐことが可能です。
転職エージェントを利用している場合は、担当者に面接練習を依頼しましょう。
ひとりでシミュレーションする場合は、鏡の前で練習するのがおすすめです。

好印象を残せるように意識する
面接では、30分前後のわずかな時間であなたの魅力を伝えなければなりません。
そのためには、面接官に好印象を与えることが不可欠です。
好印象を残せるように、以下のようなポイントを心がけましょう。
・時間に余裕をもって面接場所に到着する
・入室から退室までが面接という意識をもつ
・ハキハキと、アイコンタクトを取りながら話す
・清潔感のある服装、髪型にする(スーツやシャツのシワをのばす、靴を磨く)
など
上記のようなポイントを意識するだけで、全体としてよい印象を残すことができますので、ぜひ試してみてください。

まとめ

本記事では、面接対策について、以下の点を解説いたしました。
・面接の基本的な流れ
・面接対策のポイント
面接対策は「事前準備が9割」といっても過言ではありません。
今回紹介した面接の流れやポイントを意識するだけでも、選考を優位に進められるのです。
面接本番であなたの魅力を最大限発揮できるよう、しっかりと準備していきましょう。